2 ジャンプ傘 つゆ先


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次はジャンプ傘です。ジャンプ傘は、傘の骨の先につゆ先という部品が付いていて、そこに布が縫い付けられています。この部品そのものは、傘をたたんだ状態では引っ張れば抜けます。時々抜けて傘布が骨から外れてしまうことがありますが、またすぐ元に戻せます。今回は、布の先に縫い付けられているつゆ先の部品そのものもどこかへ行ってしまった状態です。



 つゆ先が付いていた布の部分を見てみると、外れるときに布に負担が掛かったのか、布地が結構荒れています。



 これはさすがに補強しないと不味そうです。
 傘修理セットに入っていた布地のカギ裂きの補修用シールを使って補修します。このシールはやはり裏側から貼るようです。前回の折り畳み傘では表側から貼っちゃたよ。シール部分はテカテカ光を反射するので表だと少し目立ちます。
 傘の布地の形に合わせてシールを切り抜きました。



 これを布地の裏側から貼りました。



 さあ、これで準備OK。傘の修理セットに入っていたつゆ先を取り出します。



もとからついているヤツはこれ。



 全然形が違います。前は「傘修理 部品」で検索して商品を買ったのですが、改めて「つゆ先」で検索すると、ちゃんとつゆ先だけの商品が出てきて、この傘のつゆ先とよく似た形状の黒いプラスチックのつゆ先も売っていました。修理に必要な部品名を知っていたら、もっとピンポイントで部品を買えたようです。


つゆ先部品への布の取り付け

 これは以下の二つのサイトを参照しました。
 今回は骨に縫うのでなく、つゆ先という動かせる部品に縫い付けるので、作業は若干楽といえば楽でしたが、部品を持っている指が邪魔で縫いにくかったですw
 つゆ先の場所の、傘の表側に、つゆ先を上下逆さまに置き(上の既存の部品の写真参照)表面からつゆ先を包むようにして固定します。
 糸を裏から表に通してすぐ裏に返して、そこから縫い付け開始です。紹介した最初のサイトでは、折り畳み傘の時に縫ったのと同じ縫い方で、グルグルと同じ方向に糸を回していきましたが、今回は2つ目のサイトに書いてあった八の字の縫い方でやってみようとしました。



 @ACは布を縫っています。Bはつゆ先の穴を通っています。Dは布は貫かず、つゆ先の穴は通っています。Eは布を縫っています。そのあとはB以下と同じです。何回か縫ったらEの後で玉留めします。
 説明見たときはこちらの縫い方がしっかり付けられる気がしたのですが、既存のつゆ先を見てみると、どうやら同じ方向にグルグルと縫ってあるように見えました。まあ取りあえず固定できたらいいや(いい加減)
 とりあえずできました。\(^o^)/



 部品の傘の骨の取付部の穴が一回り大きい感じで、骨に差してもぐらぐらしました。これはたたんでいると抜けやすいかもです。傘を差すとピンと布が張るので、問題なしでした。
 次にまたつゆ先が無くなったら、今度は似たようなつゆ先部品だけを購入して修理してみようと思いました。

 ということで、傘の補修は一旦これで終結です。


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