1 壊れたマザボ、実はまだ生きている疑惑発生


先頭へ 前のページ 次のページ 末尾へ

CMOSクリアが本当に出来ていたのかどうか

   メモリー増設後マザボが壊れたので、新しいマザボを買ったという流れがあったわけですが、壊れたことの確認の時、当然CMOSクリアをしたわけです。
     CMOSリセット端子をショートさせる
     バックアップ電池を取り外す
 マザボの説明書では、CMOSクリアヘッダピンのショートは数秒間と書いてあるし、電池取り外しについては動画ではバックアップ電池を取り外してまたすぐセットしているように見たのでそうしました。ところが、色々と調べてみると、「ピンをショートする」方式では少なくとも5〜6秒間はショートさせる、バックアップ電池の取り外しは、取り外してから少なくとも5〜6分は放置するという情報が出てきました。
 自分は「ショート」という言葉からは、ショートは一瞬で起きるものと思っていたので、2〜3秒くらい、電池取り外しも数秒でセットし直そうとしてなかなかうまく出来なくて手間取ったけれど、1分以内だったのは確実。
 これはひょっとして、CMOSクリアできていなかったのではないか?
 ならもう一度きちんとCMOSクリアをしてみて、本当に壊れているのか、実はまだ生きているのか調べてみないと……と思いました。

再度チェックする手間とリスクを考える


 しかし調べるといっても、結局、今の動いているシステムのマザーボードを古いマザーボードに取り替えるのと同じことになりますね。それでうまく行っても行かなくてもまた元に戻すとか、その入れ替えで新たなトラブルが生じるリスクを考えると、既に今うまく行っているものを壊してしまうリスクの方が重大です。税込み・送料込で\7,324のマザボが救出できるかもしれない可能性に、8万超えのパソコンがまた動かなくなるかもしれない危険性を掛けるかどうか。答えは否です。
 というわけで、なんだかモヤモヤしながらも新しいパソコンの方の整備を進めていました。

事情が変わってリスクを冒す価値が出てきた


 ところが、新しいパソコンの整備を進めていると問題が発生。自分が使っているとある領域での専門性の高いソフトがあるのですが、前のパソコンが壊れて新しいパソコン(まだマザボが壊れる前)に乗り替えたときに、そのソフトの使用権がマザボに紐付けになっていて、新規パソコンに使用権を移すには、前のパソコンで登録を一旦消去して、新しいパソコンで再認証、という手続きを取ることになっているということが判明し、前のパソコンが壊れてしまって登録の消去が出来ないため、使用権を移せないという問題が発生したのでした。それで泣く泣く新規に使用権を購入したのですが、使用権を設定したマザボがまた壊れて使えなくなって新しいマザボに変えたというのが現状です。つまり、新しいマザボを搭載した今のパソコンではそのソフトが使えない! そのソフトが実は7万5千円くらいするのです。そう、パソコン1台分に近いです。
 それでとりあえず、十数分でいいから、前のマザボが起動してくれて、登録消去できたなら、その7万5千円も救済できる、ということになりました。
 7千円チョイのマザボの救出だけでなく、そのソフトまで入れると8万円チョイの救出になります。
 ということで、マザボが本当に壊れているのかチェックするという作戦を始動させることにしました。

先頭へ 前のページ 次のページ 末尾へ