3 マザボ復帰なるか? CPUを装着して動作テスト


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 CPUだけは換装しないとはいえ、電源やらCPUケースやらは今動いている自作パソコンのものを使います。マザーボードだけをそっくり入れ換えるという作業になります。
 まずは故障しているマザーボードをじっくり見て、十分な時間をかけてCMOSリセット端子をショートし続けました。それだけではなくさらに、CMOSバックアップ電池を取り外し、そのまま放置です。CPUの取り付け。パーツ名にBOXと書いてありますが、CPUクーラーが付いていると箱がBOXのような大きい物になるので、CPUクーラー付きのことのようです。CPUクーラーの取付はほぼ同じ。グリスを塗り忘れて、また取り外したのですが、クーラーの方にグリスが塗ってあったようで(そういう製品もあるとは聞いてました)、CPUにべったりとグリスが付いていたのでそのまままた組み立てました。
 現役のパソコンの電源を落とし、接続しているコード類を全部外します。側板を外します。マザボに装着しているグラボを取り外して作業領域を空けます。外せるコネクタは外していきます。そして、マザボを装着しているネジを取り外して、マザボを取り外しました。静電気防止袋の上に置いて安置しておきます。
 故障しているマザーボードにCMOSバックアップ電池を取り付けます。最初に装着してた4GBメモリを2つ刺します。さすがに今回は慣れていて、スムーズに装着……と思いましたが、やっぱり固いです。
 マザボをPCケースに取り付け、コネクタを接続していきます。今回はグラボは付けませんから、スペースが空いているのでやりやすいです。ストレージも取り外しが面倒なので、現行のまま接続してしまいました。
 テスト用に使うPS/2規格のキーボードとマウスを取り付けます。ディスプレイをHDMIで接続。有線LANケーブルも接続します。電源コードを接続し、裏のスイッチをON。そしていよいよ、PCケースの電源スイッチを押します。
 ウィーン。ファンが回り始めます。ピッ。スピーカーのかわりに取り付けてあるブザーが鳴って、ハードウェアチェックが無事終了したことを告げてくれます。一安心です。とりあえずDELキーを連打してBIOS起動を待ちます。
 ジャジャーン。BIOS起動しました。マザーボード生きてました!! 
 そのまま再起動して今度はSSDからWindows10を起動してみます。起動しました。速攻で、ソフトの管理サイトに入り、このマザボの登録を取り消しました。これで7万5千円救出成功です(多分)。
 あとは、元のマザボに戻して起動し、そちらで登録できれば完了。
 Windows を終了し、電源を落とし、コード類を外していき、さっきの逆順でマザーボードを取り外し、元のマザボに戻します。コネクタをつないでグラボを取り付け、必要なものをつないで、一応起動確認。無事元の現役パソコンの状態で起動しました。速攻でソフトの管理サイトに入り、このマザボを登録しました。これで無事7万5千円のソフトを救出。そのソフトの起動も確認できました。ヤレヤレ。


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