1 パソコンが壊れた


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使っていたパソコン


  長年使っていたパソコンが壊れた。調べてみたら2011年1月発表のモデルである。8年前。さすがに壊れてもおかしくはないか。CPUはCore i7 2600、4コア8スレッド3.40GHz、メモリ16GB、HDD 2TB、Windows 7 Home Premium、Microsoft Office 2010 Home and business、Blue-ray Disc drive 搭載、と当時としてはかなり頑張った仕様だった。今後あまり頻繁に買い替えなくて済むようにと思って当時としては高スペックの選択をしたのであった。
  仕事にも趣味にも使っていたが、スペック的に特に不満を感じない初めてのパソコンだった。パソコンの性能が向上し、自分の普段使いには、この時点で既にパソコンは十分なスペックになっていて、その後のパソコンの進化は自分には実質上無関係であった。

 

故障


  あるとき、突然、電源を入れても画面が暗いままになった。Windows の起動に失敗とかならまだ対処のしようがあるが、BIOSさえ起動してこない。素人にはお手上げ状態である。

最初の故障と延命


  実はこのパソコン、以前にも全く同じ症状が出て、その時はメーカーに修理に出した。結局マザーボードの交換になった。この時には最新のパソコンに買い替えようと思ったが、データの移行や色々なソフトの再インストールなど、環境の再構築が面倒で、買い替えずに修理で延命したのであった。

延命後のパソコン


 

どんどん起動が遅くなる


  延命はしたものの、途中からWindows7 の持病である、起動がどんどん遅くなる現象が生じ、最終的には電源ONから30分くらいしないと動作が安定しない始末になった。さすがにこれでは困るので、色々策を講じた。起動が遅くなる主な原因は、後からインストールしたソフトの、アップデート自動チェック機能のようであったので、スタートアップを調べてその類のファイルは全て、後からバッチファイルでゆっくり起動するようにと、少しマニアックな小細工をしたりして、起動後の不安定な時期が10分くらいにまで短縮した。

 

SSDへ換装して起動は大幅改善!


   2TBのSSDの値段が下がってきたので、思い切ってSSDに換装した。効果は絶大でわずか30秒で起動してきたのには驚いた。
  その後はノートラブルというか、「高度の画像処理を必要とするようなゲームや動画編集」をしない自分にとっては、非常に快適だったのだが、ここに来て再度の故障である。

買い替え/パソコン自作を選択した理由


  丁度Windows7のサポートが来年(2020年)1月で終了するので、どうするのか検討中であった。(この記事は2019年記載)
  このパソコンは、Windows10への無料アップグレードの時期に、メーカーから直接メールで、この型番のパソコンは Windows10 非対応であって、アップグレード後起動しなくなったというトラブルが多発しているので、アップグレードしないようにとのお達しがあった機種である。
  この時に理不尽を感じた。何の不満もなく使えているパソコンが、OSサポート終了で使えなくなるっておかしくね? おかしいよね。
  これはこのパソコンの何かが、ソフトだか部品だか不明だけれど、windows10 をサポートしない物が入っているということを表している。そこで思った。次期マイパソコンは、こういうことが起きたとき、問題のあるパーツとかソフトとかだけを入れ換えるだけで済ませられるようなパソコンを選ぼう!と。
  で、結局、内部詳細不明なメーカー製ではなく、次のパソコンはメーカー品ではなくて、自作しよう、と思い立ったのである。それで、まだWindows7 のサポートが生きている間に準備を進めようと、Youtube でパソコン自作の動画を見たり、パソコン雑誌の自作ガイド特集を見てみたりと情報は少しずつ集めていたのであった。
  Windows7 のサポートが終了する前に壊れてしまったので、予定より時期が早くなったが、まさに自作を決行するならば「今でしょ」になったのである。
 


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