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[商品ID:600628] CPU Intel Core i7 8700 BOX [ 6コア / 12スレッド 3.20GHz-4.60GHz キャッシュ=12MB TDP65W ]

 パソコン用のCPUを売っているのは現在の所Intel という会社とAMDという会社です。初めに書いたように、私はAMDのことは全く知らないので、Intelで選びました。なのでAMDと比較してどうよとか言うのは分かりません。
 Intel のCPUは長い歴史がありますが、現在は Core シリーズというCPUが作られていて、最新は第9ジェネレーションです。i3 i5 i7 とあって、i9もあるのかな?数字が大きいほど性能が良くなります。
 CPUの性能を考えるのに幾つかの要素がありますが、まずは動作クロック。昔はMHz単位で動作していたと思うのですが、現在はGHzで動作しています。それだけ1つの動作にかかる時間が短くて済む。でも技術革新の限界に近づいていて、3〜4GHzくらいからはあまり上がらないようです。それで、同時に複数のCPUを動かせば早くなるという考えで、CPUの中心となる演算ユニットを複数載せるようにした、それがコア数です。さらに1つのコアでも複数の同時演算をしようということでそれがスレッドです。わたしの旧機種のCPUは4コア8スレッド。結局CPUは1つだけれど、演算処理装置は8つ同時に動いている、というわけです。今回使った第8世代のi7は6コア12スレッド。さらにスレッド数が増えています。Cinebench というCPUの速度を測るテストでは、小さな正方形単位でCPUに画像を処理させていますが、スレッド数だけその正方形が出てきます。当然スレッド数が多いほど早く処理が終わります。ただし、当然のことながらスレッド数が多いCPUほど高いですし、発熱量が多く、消費電力も多いです。TDP65Wというのが消費電力の目安の数値。これはほかにグラボはもっと消費するので、それらを合計して電源の容量を決めていきます。
 BOX と書いてあるのは、どうも、CPUクーラー付きのことのようです。CPUクーラーが付くと四角い箱入りパッケージになってます。CPUクーラーの方がはるかにかさばっています。
 あと気をつけておかなければならないのは、CPUのソケットというものがあります。CPUを取り付けるマザーボードのソケットとCPUとが合わないといけないのですが、これはIntelとAMDでは当然違いますし、Intelでも世代で違っています。
 第2世代のCPUが刺さっていたマザーボードには第8世代のCPUは刺さりませんし、第8世代CPU用のマザーボードには第2世代のCPUは刺さりません。第8世代 Core i CPU のソケットはSocket 1151となっています。これはマザーボードの方の詳細で、規格が同じになっていることが確認できます。
 なお、ソケットが合致しても、内部構造等の問題で必ずしも動作するとは限らないので、マザーボード側の仕様でどのCPUに対応しているかは確認しなくてはなりません。


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