4 いざ組み立て――マザーボードへCPUを取り付ける


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    ではいよいよ組み立ててみる。
   マザーボードという、プリント基板があり、パソコンというのは、基本、このマザーボードにいろいろなものを取り付けていく、という仕組みだった。つまりパソコンの骨格をこのマザーボードというパーツが決定する。へーそーなんだ−と組み立ての時に初めて理解した。
   マザーボードは ASUS というメーカーの物で、日本語の説明書が入っていた。比較的解りやすい。
   ボード上のどこになにがあるかが書いてあった。もちろん組み立てに必要な事柄だけである。重要な物は、CPUを取り付けるCPUソケットという物、メモリを取り付けるメモリスロットという物、グラフィックボードを取り付ける拡張スロットという物、そして、各種配線用のコネクタである。
   パソコン組み立ての動画では配線のところがいまひとつ良く分からなかったので、この各種コネクタの位置の説明と図や、実際のボードの目視によって確認し、電源やケースのコード、コネクタの説明を合わせて読んでみると、ああ、電源から出ているこのコードをマザーボードのここのコネクタにつなぐということね、と段々解ってきた。基本、コネクタの形状によって有る程度取り付け可能か否かが解り、取付の向きも決まるようになっていた。見極めにくいのは、PCケースから出ている各種のコードで、電源ON/OFF、ストレージアクセスを示すLED、リセットスイッチ辺りのコネクタで、形状が同じなので注意が必要だ。
   それではいよいよ動く。
   CPUをマザーボードのCPUソケットへ取り付けるのは、マザーボードの説明書にもCPUの説明書にもあって、動画でもキモの部分なので見馴れても居て、ピン折れなどの事故が起きやすいということなのでちょっとドキドキしたが、問題なく行えた。
   次にCPUグリスの塗布だが、買い忘れていたので、ヨドバシカメラに行って買ってきた。ついでに、帯電防止用手袋と軸の長いプラスねじドライバーもパソコンコーナーで買ってきた。グリスを塗って、CPUに附属していたCPUクーラーを取り付ける。これも取り付け位置にある穴をちゃんと見てそれに合わせて後は上から4箇所のピンをグッと押すと簡単に固定できた。


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