5 バックパネルって何?


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 マザーボードのマニュアルを見ると、次はマザーボード(以下「マザボ」)をPCケースに固定するようだ。PCケースの説明によると、マザボの種類によって取り付け穴が違い、使う穴にスペーサーという物を取り付けてからマザボを固定するということだ。
   が、その前に、PCケースにバックパネルというものを取り付けるようだ。これはマザボの付属品としてピカピカ金属製の長方形で、いろんな形の穴の空いた板が入っていた。マザボの1辺側にコネクタが取り付けられている。マウス、キーボード、LANコネクタ、USBポート、ディスプレイ用のコネクタが数種類とオーディオ用コネクタが数種類。つまり、パソコンの後側のコネクタに何か(ディスプレイとかUSB機器とかLANケーブルとか)を繋ぐとき、パソコン側にどんなコネクタがあるかはマザボの仕様で決まるということだ。ほほーなるほどー。
   で、ケースの内側にあるマザーボードにくっついているコネクタに、ケースの外からコードを繋ぐわけで、ケースの後ろの面には四角い穴が空いている。その四角い穴に嵌め込むのがバックパネルであり、バックパネルはマザボに附属していて、そのマザボのコネクタの形状と位置に合わせて穴が空けられている、というわけである。つまりPCケース側の、マザボのコネクタをケース外へと出す部分の穴は、どれも同じということになる。
   このバックパネル、穴が空いているのはイイのだが、何か妙なペロペロが穴のふちから穴の方へと出ていて、手で押せばすぐに曲がる軟弱な金属だけれど、これはどうするのか? 対処に困りネットで検索すると、これは邪魔にならない方向へ折り曲げたりあるいは切断したりする物らしい。面倒なのでグイグイッと指で穴の空いてない裏面へと折り曲げて邪魔にならないように押しつけた。さて、これをPCケース背面の四角い穴にはめるのだが、結構はめにくかった。下側が外に出過ぎて上側がハマらず内側に傾いていたりとかした。バックパネルのストッパであるポチとした小さな突起が、ケースの外側から見て全部の辺でちゃんと見えたらOKである。結構苦労した。


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