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マザーボード


[商品ID:664367] マザーボード ASUS PRIME H310M-A R2.0 [ Intel H310チップセット搭載 MicroATXマザーボード ]

 マザーボードメーカーはいくつかあるようです。今回はASUS製のマザーボードです。台湾のメーカーかな? スマホも作ってますよね?
 マザーボードの動作の中心は「チップセット」というある意味一種のCPUのようなものです。Intel社製のH310というチップセットを使ってASUSが作ったマザーボードということです。
 マザーボード選びで重要なのは、もちろん対応CPUですが、それ以外に、サイズがあります。
 従来は ATX という規格のものがあり、それの小型版の microATXという規格があります。サイズの規格です。さらに miniATIという規格があります。
 このサイズは、PCケースを購入するときに重要です。小さいケースに大きなマザボは入りません。大きいケースに小さなマザボは入りますが、取り付け穴の位置などの関係で、対応していなければ取付は難しいでしょう。
 あと、サイズが小さくなるとマザボ上にコネクタがあるメモリやグラボなどの取り付ける面積が少なくなり、狭い面積にどのコネクタを搭載するか、マザボの設計思想によって取捨選択されてるわけです。
 マザボには様々な機能が有り、その全ての仕様をここで上げるのは難しいので、基本だけ見てみましょう。

(以下マザボの仕様書から)
Intel Socket 1151 for 8th Generation Core i7/Core i5/Core i3/Pentium/Celeron Processors
   Supports Intel 14 nm CPU
   Supports Intel Turbo Boost Technology 2.0
   * The Intel Turbo Boost Technology 2.0 support depends on the CPU types.
   * Refer to www.asus.com for CPU support list

 これは使うことができるCPUについてです。第8世代Intel Core i7 にはちゃんと対応しています。より廉価版のPnetiumやCeleronといったCPUも動かすことが出来るようです。
 CPUのTurbo Boost Technology2.0をサポートしていると書いてあります。何のことか知りません。(必要な方はググりましょう)


メインメモリ
   2 x DIMM, Max. 32GB, DDR4- 2666/2400/2133 MHz Non-ECC, Un-buffered Memory
   デュアルチャンネル Memory Architecture
   Supports Intel Extreme Memory Profile (XMP)
   * Refer to www.asus.com for the Memory QVL (Qualified Vendors Lists).
   * The maximum memory frequency supported varies by processor
   ** DDR4 2666MHz and higher memory modules will run at max. 2666MHz on Intel 8th Gen. 6-core or higher processors.

 これは、このマザボに搭載可能なメモリについて、です。メモリも色々な規格があってよく解りません。とりあえず、2xDIMMとあって、スロットは2つ。最大32GBまで搭載可能。メモリ規格はDDR4です。わたしの旧パソコンにはメモリが4GB×4の16GB載っていましたが、DDR3規格で、互換性がないので、流用できません。メモリスピードの規格が2666MHz、2400MHz、2133MHzに対応しているようです。「Non-ECC, Un-buffered Memory」ここいらは大概のメモリが該当するようです。XMPというのは、メモリをオーバークロックで使うときに、この程度まではいいよという推奨値がメモリの基盤に書き込まれていて、それを読み出してオーバークロック値を設定してくれる機能があるということです。メモリの読取タイミングのパラメーターは何種類もあって、試行錯誤で設定するのはかなりマニアックな作業になりますが、XMP機能対応のメモリとマザボを使えば簡単に設定できる便利な機能です。
 私が32GBに増設するのに購入したメモリはDDR4、2666MHz、XMP対応でした。このマザボで使えるはずです。


グラフィックス機能
   Integrated Graphics Processor- Intel HD Graphics support
   Multi-VGA output support : HDMI/DVI-D/D-Sub ports
   - Supports HDMI 1.4b with max. resolution 4096 x 2160 @ 24 Hz / 25600 x 1600 @ 60 Hz
   - Supports DVI-D with max. resolution 1920 x 1200 @ 60 Hz
   - Supports D-sub with max. resolution 1920 x 1200 @ 60 Hz
   Maximum shared memory of 1024 MB (for iGPU exclusively)
   Supports Intel InTru 3D, Quick Sync Video, Clear Video HD Technology, Insider?

 最初のIntel HD Graphics というのは多分CPUに内蔵のGPUのことだと思います。
 グラフィックス機能は、マルチ画面サポート、3画面で、HDMI端子、DVI-D端子、D-Sub端子の3つの出力端子からそれぞれ別の画面出力が出来るようです。
 ディスプレイの機能にも依りますが、マザボ側の機能としては、HDMIでは60Hzで25600x1600(ん? 2560だよね)の解像度のようです。私が使うディスプレイは1920x1200なので、どの出力でもOKですね。


拡張スロット
   1 x PCIe 3.0/2.0 x16 (x16 mode, gray)
   2 x PCIe 2.0 x1

 拡張スロットの数は、メモリスロットの数とならんで重要です。
 グラボなどはPCIe3.0 x16 スロットがないと使えませんがあるようです。PCIe2.0 x1 というのはスロットが小さく、無線LAN用の内部増設用ボードなどを挿して使います。
 2つ有るけど、同時購入のGTX 1650 は2スロット分の厚みがあるので、それを挿すと多分位置的に x1 スロットの方は1個しか使えないんじゃない位置にあったような気が?


 ストレージ機能
   Intel H310 Chipset :
   1 x M.2 Socket 3, , with M Key, type 2242/2260/2280 storage devices support (both SATA & x2 PCIE mode)*1
   4 x SATA 6Gb/s port(s), gray,

 M.2 ソケットが1つ有り、M.2規格のSSDが使えるようです。使いませんけど。M.2というSSDは基板が剥き出しになっていて、メモリと同じよう感じでスロットに挿すタイプのSSDです。場所を取らないというメリットがあります。
 SATAは4つまでサポート。DVDドライブ、内蔵用2.5インチSSD2つ搭載予定ですから、1つ余ります。
 なおマザボのM.2取り付け説明書には、これを取り付けるとSATA第2ポートは使えない、と書いてあります。SATA4つまでのサポートの数に入っちゃうわけですね。


LAN機能
   Realtek RTL8111H, 1 x 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T LAN

 これも大事、LAN機能。大概のマザボは有線LANはサポートしてます。無線LANはサポートしていません。


  オーディオ機能
   Realtek ALC887 8-Channel High Definition Audio CODEC
   - Supports : Jack-detection, Front Panel Jack-retasking
   Audio Feature :

 ほかにもごちゃごちゃ書いてありましたが良く分かりません。Realtek ALC887 というチップを使ったオーディオ機能だと思います。マルチチャンネルを出力する機能が有り、それを使用するときにはどこぞで設定せよとか書いてありました。私は普通の2chしか使いませんけどね。


USB機能
   Intel H310 Chipset :
   4 x USB 3.1 Gen 1 up to 5Gbps port(s) (2 at back panel, blue, Type-A, 2 at mid-board)
   Intel H310 Chipset :
   6 x USB 2.0/1.1 port(s) (2 at back panel, , 4 at mid-board)

 USBは大事ですね。PCケースの後ろ面に3.1が2個、2.0が2個、PCケースの端子接続用に3.1が2個、2.0が4個ですね。結局、PCケースの前面にあるUSB端子2個には3.1だけを繋ぎました。余った2.0の4個は未接続。


   背面インターフェース
   1 x PS/2 keyboard (purple)
   1 x PS/2 mouse (green)
   1 x DVI-D
   1 x D-Sub
   1 x HDMI
   1 x LAN (RJ45) port(s)
   2 x USB 3.1 Gen 1 (blue) Type-A up to 5Gbps
   2 x USB 2.0
   3 x Audio jack(s)

 これらが、パソコンケースの裏側にある端子です。

   基板上インターフェース
   1 x USB 3.1 Gen 1(up to 5Gbps) connector(s) support(s) additional 2 USB 3.1 Gen 1 port(s) (19-pin)
   2 x USB 2.0 connector(s) support(s) additional 4 USB 2.0 port(s)

 これらはPCケース側に端子がもしあれば接続するものです。PCケース側にもこのマザボ側にも端子がないと当然接続できませんので使えません。

   1 x M.2 Socket 3 with M Key, type 2242/2260/2280 storage devices support (both SATA & x2 PCIE mode)

 もし持っていれば M.2 規格のメモリ(SSD)が使えます。1本だけです。規格は色々書いてありますね。

   1 x COM port(s) connector(s)

 シリアルポートです。PCケース側で接続コネクタを持っているものはあまりないと思います。

   4 x SATA 6Gb/s connector(s)

 HDDやDVDドライブなどを繋ぐコネクタです。合計最大で4個まで。
   1 x CPU Fan connector(s) (1 x 4 -pin)

 CPUを取り付けたあと、CPUクーラーを取り付けます。CPUクーラーからは電源用ケーブルが出ているので、それをこのコネクタに繋ぎます。繋ぐと、マザボ側で、CPUファンの回転速度などを把握できるようになります。 ファンには3pin規格と4pin規格と有り、これは4pinです。

   1 x Chassis Fan connector(s) (1 x 4 -pin)

 ケースに付いているファンから出ている電源用ケーブルを繋ぐコネクタです。ここに繋ぐと、マザボ側でケースファンの回転数などを把握することがでる用になります。4pin規格ですが、購入したPCケースのケースファンは3pinでした。3pinでも電源として繋ぐことは出来ますが、回転数コントロールの仕方が違うようです。

   1 x S/PDIF out header(s)
 これは同軸デジタル信号出力だと思います。

   1 x 24-pin EATX Power connector(s)
 ATX補助電源コネクタ。電源から出ている20pin+4pinのケーブルを繋ぎます。

   1 x 4-pin ATX 12V Power connector(s)
 ATX電源コネクタ。電源から出ている4pinケーブルを繋ぎます。

   1 x Front panel audio connector(s) (AAFP)

 PCケース前面にあるマイクとヘッドフォン用ケーブルを繋ぐコネクタのことかな
   1 x Clear CMOS jumper(s)
 これはCMOSクリアをするときにショートさせるための端子。

   1 x System panel connector
 PCケースの電源スイッチやHDドライブアクセスLEDやなんやのコネクタ。
   1 x Speaker connector
 これは、システム起動時のブザー音を鳴らすスピーカーをつなぐコネクタ。

   フォームファクター(サイズW×D)
   mATX Form Factor
   8.9 inch x 7.3 inch ( 22.6 cm x 18.5 cm )

 microATX仕様のサイズということです。

 あとの仕様は省略。独自機能とかいろいろありました。BIOSの機能とか、自動プロテクション機能とか。




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